にんげん このせかいはあんまりうつくしくないから きみのようにうつくしいひとに ぼくはこころをうばわれたのだとおもう でもそんなきみもじつはあんまりうつくしくないから ぼくのようにつまらないひとを きみはあいしてくれたんだとおもう ひとつかけてたぶぶん きみとぼくはちがう だけどそのおかげで N極とS極はくっついた はなれられなくなるほど ぼくはきみにいぞんしちゃいないし きみもぼくにいぞんしてない だからこんなよるもこせる きみもきっといまもいきてる しぬほどすきだとか あまりにうそくさくて きみのおかげでいきられる そんなわけでもなくて ぼくはごはんとすいみんさえあれば やっていけるとおもうんだ でもぼくはきみがいないとこまるし きみがいないとさみしいから こんなうたをうたってる きみにとどかなくていい きこえたらわすれてしまっていい へたくそなうた うまくことばにできないけど むだじゃないっておもうんだ ぶかっこうでいいだろう きみもぼくもきっとみんなも かんぺきにはなれない にんげん なんだ |