暗幕


目を開いても 閉じてる世界
酸素がなくなって 息ができない
そこで僕は殺される
名前のない君に

すでに血まみれの手で
僕は第一犠牲者になれなかったことを知る
涙を流す暇もなく
僕は君に殺される

うつくしいかな こんな世界は
あまりに明るい光に酔う
すばらしいかな こんな世界は
慣れることができないまま
何もかもが終わる

永遠って
100年くらいかな
って
君は言う

表情を変えない
君の顔が
恐ろしいほど
好きだと思った