残響
君が残した残響に
今も悩まされている
耳が痛くなるほどの
不協和音が僕を揺らす
消えてほしいと
思っているのも
消えないようにと
願っているのも
ほんとうで
君の手が触れて消えたなら
いちばんいいのに
もう戻ってくることはない
同じ夢は見れないことを知っていた
無知の過ちを許してください