じこちゅうしん


きずつけていいものがあったららくなのに
なにもかもがこわい
なにもかもがやさしい

よわいのがやさしいの?
つよいのがつめたいの?
なにがやさしくて
だれがやさしいのかなんて
だれもわかりやしないよ
じぶんだってわかってないのに
たにんにわかられたら
たまったもんじゃないね

いつだってじこちゅうしん
だってこのせかいのちゅうしんはぼくだ
ぼくがいてきみがいる
ぼくがいなきゃきみはいないだろ

きみにきらわれたくないとか
きみにふれたいとか
きみにあいされたいとか
なまはんかなきもちで
ねがってなんかいないよ
むねがいたいのは
ことばにできないのは
ぼくらはひとりじゃない
そういうことさ

むしんになれたらな
へんなあこがれ
らくになりたいんだ
ただそれだけ

このせかいはきらいじゃなかったけど
すきでもなかったよ
さよならじゃないだろ
どこへにげるつもりなんだ
いくあてなんてないだろ
さいはてなんてどこにもない

よわいのがやさしいの?
ううん
よわいのだってつめたい
つよいのがつめたいの?
ううん
つよいのだってやさしい

すこしでも
じぶんのりそうにちかづけたら
だれにねがっているんだろ
てをあわせてめをつぶるの
いいかげんやめろよ
かみさまなんていないから
じぶんをしんじるしかないんだよ
だってこのせかいのちゅうしんはぼくだ
ぼくがいなきゃはじまらない
ぼくらはひとりじゃないから
じぶんをしんじるしかないんだよ