夜と朝の間で


今日も明日も変わらないなら
僕は自由になれるだろう
心地よいバイブと音楽だけで
夜をくぐることができたなら
朝は来なくたっていいのに
君がいつも明けてしまう
カーテンの陰から漏れる光は
流れていって僕に触れる
冷たい光が部屋を埋める

可哀相な僕を作り出していたのは僕で
涙に暮れた夜は昨日で
明日は今日になってしまった
星が消えてしまうから
流れ星もわからない
信じることのできない奴の仕業さ

冷たい光が何になる?
飲み干した君は狂ってる
「目を醒ませよ」なんて
なんだこっちの台詞だ

知らん顔して笑ってる
君の方が愚かだ
間違いを正そうとする
君の方が間違ってる

気付いてるくせに気付いてないフリ
しているのはどっちだ