あべこべ


さかさまになってあそんでみないか
おもしろいことがおきるかもしれないよ
こどものころのまほうをおもいだしてみようよ
かみさまがおしえてくれたじゅもんをさ

ぼくらはいつだってそんなふうにたのしいことをみつけていた
おとなになったらよゆうができてつまらなくなった
そんなことにならないように ぼくはまほうつかいにでもなるさ!

うそをつくよ ほんとになるように
ないてみるよ えがおになれるように
きょうがあめなら あしたははれだ
ぼくがつくったにじを だれかみてくれたかな?

ゆめをうしなったから ぼくはねむるよ
あさがきたらおきて トーストでもたべるさ
きみはしんぱいしなくていい これはいつものことなんだ
きみはしんぱいしなくていい しんぱいしてほしいからいうのさ

ことばにたとえるのは もううんざりしたからやめてよ
ややこしくしてるの めんどくさくなるからいけないんだよ
ほんとはまっすぐみちがあったのにさあ みんなばかだね
いつかぼくとおなじにんげんがうまれてしまうのかな

あべこべになったらおもしろくないか
あべこべになったらすなおになれるよ
きみにいいたかったことをいえるよ
きみなんかだいきらいだ! ってね
きみはびっくりするだろうな はやくそのかおがみたいな

こどものころにかみさまに おしえてもらったじゅもんをとなえる