ふとんのなか


ねむいねむいねむい
きみがおこしてくれたらな
おきてもいいっておもえるんだけど
ふとんからでたくない

ふとんのなかはぬるい
ゆめのせかいにおぼれる
それがいいってわけじゃないけど
ふとんのそとではいやなことがまっているかもしれないから
ぼくはもぐる
ゆうえいする

きみのゆめはみたくない
いつだってせつないんだ
きみがおこしてくれたらな
そんなせつなさもよろこびにかわるのに
あああ きみがいたらな
ゆめのせかいにさゆうされずにいきていけるのに

きみがいればいいのに
きみがいればいいのに
そうしたらなにもこわくないのに