とぶ


ぼくがしってる かぎりあるきみと
ぼくがしらない かぎりないきみ

ねえ それを
うちゅうにたとえたら
りっぱなしじんだというのなら
ぼくはそれをえらばない

ぼくがしってる かぎりあるきみと
ぼくがしらない かぎりないきみ

ひとりでいかないで って
ぼくはおいてけぼり
ないてはいないよ
なきそうなだけだよ

ぼくがしってる かぎりあるきみと
ぼくがしらない かぎりないきみ

おとなになるにはまだはやくて
こどもになるにはもうおそい
つかずはなれずのかんけいがいい なんて
ぼくはくちにしてないから

ねえ だから
いつでもあいにきて
いつでもあいにいくから
いつでもあいにきていいよ

ぼくがしってる かぎりあるきみと
ぼくがしらない かぎりないきみ

きみにあいたいって
うまくいえない
いくつものりゆうが
ぼくのまえを
はばむ

めがくらむ

イエロー


ここはゆめのなかだ