傘のない日
影を追う
背に
張り付いている
孤独
夜になると
向き合って
数え切れないほど
泣きました
水たまりに
光る
希望
そこには
自分の姿が
ちゃんと
映っているか
雨が上がった頃
見に行くのです
明日が来るか来ないかを
花占いで決めました
上を向いたら
雨粒が
ぼくの口に
入りました
味のない
飴でした