星座
さびしがりやのきみには
花をあげよう
はにかむ顔が
ぼくはすきで
ちょっとやそっとじゃ
きらいにならないよ
だいじょうぶだと
言いきれるのは
勇気とか そんなのじゃなくて
きみがいるから なんだって
ひとりぼっちになったときにおもう
約束しなくたって
会いたいときに
会えるといいな
点と点を
つなぐ線
きっとどこかで
つながってる
めずらしく
星が
きらきらと
音をたてて
ないていた
ぼくはそれを
しずかにきいていた
夏の夜だった