終戦の日


黙祷
という
防災無線の声
目をつむると
蝉の声だけがうるさく
じりじりとまるで焦げ付くように
太陽が見下ろしている

これが
平穏
というのなら
ぼくたちは幸せにならなくてはならない

今日もまた
どこかで争いが起きていて
決して平和とは言えない地球の
すべての住民に
いつか愛が行き渡るように


LOVE & PEACE