終わらない夢


ずっと布団に包まって
ぼくは終わらない夢が見たい
都合のいい夢ばかり見て
腐りきってもぼくは死なない
だけど
ぼくはそれを夢だと知っているのだ
無理だからこそ望むのだ
ないものねだりだからぼくは
それが現実になったとしても
喜ぶことはないのだと思う
ずっとずっとわがままなのだと思う