錆びついた天使の輪 うまくいかないね ぼくたちは しんでしまうね それを あたりまえだとおもっていたら いけないよってあたまのうえで ささやくこえがきこえてきて ああ きみがかみさまだったら どんなにいいだろうか かんがえた ・ くりかえす くりかえす痛みは いつしか愛おしくなり そしてまた痛み出す ・ あかいあかい傷口が ぼくのものではなく きみの愛だとしたら うつくしいのだろうか 日なたのそばで まっしろなカーテンに くるまっていたいなとおもった それがとても しあわせの色に似ているような そんな錯覚がして それは現実だった |