ほのか


さびしさばかりがおしつぶすぼくのかんじょう、うねりだしていつしからせんじょうになり、そらのほうにのびてけむりになる、ぶあついあまぐもをつくりだすと、とたんにあめがふりだし、あめはつめたいので、くうきはひんやりとし、だれもがやさしくされたいのだときづく、(ぼくはゆめをみている)、かなしいことがないことが、しあわせだとはかぎらないということ、かなしいことがあっても、しあわせになれるということ、うつむいてみつける、ちいさなはなだって、みあげてきづく、そらのあおさも、ぼくにはどちらもひつようで、それらがぼくをつくりだしている、きみがぼくをすてきだというわけを、ぼくがきみをすてきだとおもうわけを、ぼくはもっとしらなければいけない、ぼくらはもっとしらなければならない、そうするとせかいにひかりがふりそそぐのだと、ぼくはゆめをみている、それがげんじつなら、ぼくはしんじるだろう、それがゆめでも、ぼくはしんじたいだろう、あくるあさがひどくさむくても、ぼくはまちつづけるだろう。