ジュブナイル
窓からどこかの海の匂い
裸足の記憶
真夏の少女
炭酸みたいな少年
君は忘れた
僕を忘れた
僕は忘れた
僕を忘れた
太陽をたべた夕立
生ぬるい風
熱くなる空
自転車で旅をしたい
行く宛のない僕ら
僕は忘れた
君を忘れた
君は忘れた
君を忘れた
見つかるはずなんてなかった
最初からいなかった
見つかるわけないんだった
それでも探していた、あの日