はれわたるそら
とじているぼく
いまだけは しんとして
とりのなきごえをきいていたい

たいよう どこからきたんだい
ぼくのことをしっているのかい
てらすかおは おだやかにめをほそめる
あしたのきみは なにいろだい

すんとしたくうき
じょうずにすいこめば
みるみるひらいていく
よるのまくあけだ

さあさ タイミングをうしなうまえに
ぼくらかなでよう
ごせんふのうえにおっことしてきた
ばらばらなこいしを
ひとつずつ ひろいあつめるように
さあさ ぼくらかなでよう
いしけり はなうた しながら あるいた
かえりみちは さびしくなかった