あやとり


雨が降っているなかで、きみとのやりとり浮き上がる。水色の紐であやとり、つないでいる細い声。たしかにきこえた澄んだ心の内側で響く、エナジー。明日には見失うなら今すべてを捨てて飛び立とう、さらに。誰もいないところでこぼすコップの水はひろがりをみせた、地図。たどり着くころには涙を海に葬ろう、約束だよ。約束だよ、まだそばにいて。ひっぱってくれる引力を頼りにぼくらは前に進むのだから、忘れないでね約束だよ。約束だよ、まだいなくならないで。水色の紐あげるからまたぼくを思い出してね、なくさないでね裏切らないから。