ただの青さ


見えないどこかで
血をわかちあって
自ら肢体を埋葬する様が
今日の君を物語っていた

冷たい肌に触れる
うすい膜に包まれている
心髄は?
心髄は?
無重力の彼方

枯れた夢の持ち主
声が出なくなって
何日かした後に言った
おいしいという言葉
目に浮かぶ青は
空でも海でもなく
ただうつくしいだけの
青だった

心髄は?
心髄は?
君がわかるところにあるよ
君だけが知っているところに

理由は求めなくていい
ただの青さ
無意味でいいよ
最初からそうだった

惑星をかち割る
君は何を壊す?
もうやめておこうか
こんな夢は