罪の蜜


きみの頭の中のくだらなさを蹴り飛ばしたくて仕方がないんだ。
結局はぼくひとりなんだ。許されようと許されまいと。殺そうが死のうが関係ないんだ。
不可解は不快だ。結局はぼくひとりなんだ。他人は最終的に理解し合えない。
頭が良いと生きていくのは困難だからきみには馬鹿をすすめるよ。そんできみの頭をサッカーボールみたく蹴り飛ばしてぼくは遊びたい。
空に放ってもうどっか行っちゃえばいい。風船みたいに生きている価値なんて軽い。最終的に殺したいから帰ってくるんだよ。また帰ってくるんだよ。この世にさあ。きみは何度でも。それならぼくも何度だって命の無駄遣いをする。そして命乞いをすればいい。

さあ、蜜を塗りたくってあげる。
せめてもの罪滅ぼしだとして。