いらいらしたりはしていませんか


さつじんきさつじんきさつじんき
きみのことはすごくどうでもいい
まあそんなとこだ
なにもしていないのにすがたをけすから
きっとよにげでもしたんだとおもう
あのひとはずっとばかだったから
こんなことしかできないのかと
わらう
いかりにもにたわらいだ
ぼくはあなたのあたまをくだきたくていまここにいる
あなたをふこうにしているのはこのぼくかもしれないと
いうことになったらさああなたはどうする
しぬつもりのないひとはじつにめんどうだ
おもしろくないじゃないですか
うつくしいものをみたってなんだって
おもしろくないじゃないですか
ほんとうにそんなことはどうでもいいんです
じぶんのことしかかんがえていないので
どんどんあたまはわるくなります
ころされるよりころすほうがやっぱりいいなとか
かんがえはじめています
いなければいなければいなければよかったね
あいづちうつのもすごくたいくつなんだ
ほんとうはもうきみをころすことだけをかんがえていたい
そんなことしなくてもきみはしんでいくってことをぼくはしりたくはない
はあ
もう
あさになるのをやめてくれないか
すごくどうでもいいんだけどきみのなまえはのこしておきたい
けせない
ほんとうにまあどうでもいいんだけどね
はやくはやくはやくと
ぼくをせかしているぼくとそのあいだのだれか
ぼくをころしているぼくとそのあいだのだれか

ころす
いや
だきしめようか
いっそかわらずここにいるなら
きみのこころのなかのことでもすこしかんがえてみようかと
ころすまえにおもうでしょう
なんだかそれにとてもにている
きみのこころがナイフだったらいいと
ぼくはなんどおもったか
だきしめながらつぶされてしまいたいしんぞうをぼくはかかえて
ねむるねむるねむる
おむかえがくるのなら
しんでもいいかなっておもった