ひかりのいろ


あのひ、かあさんはそらがあかいねといった。ほしはながれなかった。まだねむっているはずなのにおきた。ゆめではなかったから、しゃしんをとった。そしてまたねむった。おきて、それから、ゆめではないことをたしかにした。そういう、たまにある、まぼろしみたいなこと。