しずかにきみのしあわせを、いのっているだけのじんせいだったら、どんなによかっただろう。


ひとびとにはいろんなことがおこって、ぼくはそれをすべてしることができないことについてたまにすごくさびしくなるんだ、しりたくもないのにね、しりたくもないから、ぼくはきみをそっところす、きづかれないように。
それでもぼくにきずはのこって、ああ、どうしてなんだろう、こういうときはどうしたら、すこしはましなかおしていられるんだろう?
なかったことにするには、すすんでゆかねばならない、そんないきてるぼくたちの、いきていくためのすべ、たまににくくなるけど、しぬためのすべを、ぼくはしらないでいたいから、このまま。